サクセスジュエリーの異名も!ローリーロドキンってどんなブランド?
ローリーロドキン(Loree Rodkin)というジュエリーブランドをご存知でしょうか。
シカゴ生まれのデザイナー「ローリー・ロドキン」が1990年に立ち上げたブランドで、他のジュエラーとは一味違った手作業による、作り込まれたゴシック調の製品を生み出しています。
また、様々な輝かしい著名人がローリーロドキンを愛用していることから、「サクセスジュエリー」などと称されることも!
この記事では、ローリーロドキンについて解説いたします。
1.ローリーロドキンとは?
1990年、ローリー・ロドキン氏によってアメリカ シカゴで立ち上げられたジュエリーブランドが、ローリーロドキンです。
もともとは錚々たる著名人のプライベートハウスのデザインや、マネジメント業を手掛けていたというローリー・ロドキン氏。彼女がヨーロッパ旅行中、現地のゴシック様式に魅せられたことが、現在のローリーロドキンのデザインの礎となっております。
なお、彼女の「トレンドは自分で作り出すもの」という言葉は、ローリーロドキンの美しくも力強い個性を表現しているように見受けられます。
そんなローリーロドキン、どのようなジュエリーなのでしょうか。
それは、まさにモダン・ゴシック。
丁寧に装飾や仕上げが施されたゴールドやシルバーをベースに、クロスを中心としたモチーフが繊細ながら大胆で、まさに中世ヨーロッパの建築や美術を思わせつつも、現代風にリファインされた傑作ジュエリーと言えるでしょう。
クロス以外にもロータスやクラウン、スカル等もラインナップされておりますが、いずれも高度な彫金技術によってゴシック由来の精巧な彫刻が施されており、ただ「カワイイ・美しいジュエリー」に留まらない独創性もローリーロドキンについて特筆すべき点です。
とは言え、近年ではレザーブレスレットやオニキス・クォーツなどといった鉱物を用いたジュエリー展開も高い人気を博しており、幅広い層を魅了しています。
なお、冒頭でも述べたように、ローリーロドキンは「サクセスジュエリー」と称されることがあります。
これは、ローリーロドキンの顧客に華やかな成功者が多いことに起因します。エリザベス・テイラー氏やマドンナさん、エルトン・ジョン氏等、華やかな顧客が身に着けるローリーロドキンはいっそう輝いており、いつしか「身に着けると成功する」といったジンクスに繋がっていったのです。
ちなみに、ローリーロドキンの顧客にミッシェル・オバマ元大統領夫人も挙げられますが、夫人のために製造されたローリーロドキンのうちのいくつかはアメリカ ワシントンD.C.に位置するスミソニアン博物館に永久保存展示品として収蔵されているのだと言います。
もちろんわが国でも、ローリーロドキンは確かな存在感を放っています。
1998年4月に日本初の専門店を東京 渋谷にオープン。2020年からは原宿駅からほど近い神宮前に店舗を構えておりますが、ローリーロドキンのみを専門に取り扱う店舗は、世界中でもこの東京店だけなのだとか。なお、現在はこの原宿に移転しましたが、2003年に路面店を銀座にオープンさせた折も、「ローリーロドキン初の路面店」だったとか。ファッション感度の高い日本市場を、大切にしてくれている姿勢が伺えます。
さらに各地に取扱店が存在すること。一部製品とはなりますがオンラインショップも展開していることから、入手しやすいというのもファンにとっては嬉しいですね。
ローリーロドキンの価格帯はシンプルなシルバー製品であれば2、3万円〜ですが、ゴールドやプラチナが用いられた製品だと20、30万円台〜、さらにハイエンドとなると数10万円〜100万円超が当たり前に。その分丁寧に作り込まれているので、ローリーロドキンのジュエリーを手にすると価格に納得すると同時に、所有欲が満たされます。
なお、ローリーロドキンには姉妹ブランドとして1999年に設立された「ラブ&ヘイト(love&hate)」が存在します。
2.ローリーロドキンの買取情報
前項でも言及しているように、ローリーロドキンは高価格帯のジュエラーです。
製品にもよりますが、ゴールドまたはプラチナ製リングやペンダントを購入しようと思ったら、20万円台〜は絶対に見ておきたいところです。
高値傾向は二次流通品にも言えることで、一般的に中古ジュエリーは新品との価格差が大きいものですが、それでもローリーロドキンは状態の良いもの・貴石を用いているものなら数万円~、ダイヤモンドがセッティングされたものであれば10万円超の値付けがなされることもあります。
一方で価格が高いということは、その分再販時の価値も落ちづらいということを示唆します。
当店グリーバーでは様々なブランドジュエリーをお買取りさせて頂いておりますが、ローリーロドキンであれば状態の良いものなら数万円でお買取りさせて頂くことが珍しくありません。
特にダイヤモンドがセッティングされたジュエリーであれば、積極的に高額買取を頑張っております。素材が良いので、それだけでも価値となるのです。
もちろん「買った時より高値」「損しない」などといったことは言えませんが、使わなくなった後もきちんと評価されるというのは、ファンとしては嬉しいですよね。
ただしローリーロドキンは繊細な造形や装飾が施されているがゆえ、傷や歪みには気をつけたいところ。こういった外装コンディションは、買取時の評価を大きく左右するものです。
現在ローリーロドキンをご愛用されている方は、価値を下げないために、取扱いにご配慮頂くことをお勧め致します。他のジュエリーと一緒に保管しない。強い衝撃は避ける。使った後はやわらかなクロスで優しく拭き上げるなどといった日々のお手入れを行うことで、ローリーロドキンの美しさと価値を守っていきましょう。
3.まとめ
ローリーロドキンについてご紹介いたしました。
サクセスジュエリーとも称されるローリーロドキン。これからも多くの女性陣を魅了していくことでしょう。