一点モノの魅力!マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックのジュエリーとは?
ゴールドとカラフルな貴石によって、美しくも楽しいジュエリーを輩出するマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック。
同名のジュエリーデザイナーによって立ち上げられた当ブランドは、数あるジュエラーの中でも特別な存在感を放ちます。
カルティエやブルガリなどといった大手ジュエリーブランドに比べると、「知る人ぞ知る」といった立ち位置ではありますが、類まれな審美眼と高度なハンドメイド技術で製造された「一点モノ」の製品は、とても独創的かつシンプルながら近代的なものです。。また、2019年には自著を出版しており、来日してサイン会なども開かれたため、ジュエリーファンならご存知の方も少なくないでしょう。
この記事では、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックについて解説いたします。
1.マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックとは?
マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックは、同名のジュエリーデザイナーによって1996年に立ち上げられたブランドです。
マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック氏、もともとは貴族の出身で、7歳の頃にルビーとサファイアを母親から贈られたことなどから、幼少期よりジュエリーに魅せられていたと言います。
ダイヤモンドやサファイア、エメラルドにアクアマリン。あるいはオパール、トルマリン、クォーツ。アメジストにムーンストーン。さらにはタンザナイトやシトリンなどといった、ポピュラーなものから希少なものまで、多彩な宝石を用いた、美しくも華やかで楽しいジュエリーをマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックではお楽しみ頂けるのです。
こういった色石は、選定が難しいと言われています。ダイヤモンドのような明確なグレードの判定基準を持たず、またインクルージョンや色合いの判断も高度な知識や審美眼が必要になってくるためです。しかしながらマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックは、自身が培ってきたノウハウによって、選び抜かれた天然石を使っているからこそ「美しさ」と「カラフル」が同居した至高のジュエリーを担っていると言えるでしょう。
また、「素材の持ち味」について、22金ゴールドを使っていることも特筆すべき点です。
一般的に、装飾品としてのゴールドで用いられるのは18金や14金です。ハイジュエラーとなると、多くが18金となるでしょう。ゴールドそのものは柔らかく傷つきやすいため、銀や銅などといった、別の金属を含有することで、日常使いしやすい硬度を備えます。
一方でマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックは、22金ゴールドの使用にこだわります。22金ゴールドを用いたその製品は、ゴールドそのもののゴージャスで温かい風合いを有しており、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックならではの魅力に溢れます。こういった素材由来の美しさは、審美眼や素材の扱いに対するノウハウが必須となるため、全てのブランドで実現できるものではありません。マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックの強みであり、大いなる魅力の一つと言えますね。
ちなみに、冒頭でマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック氏が自著を出版したことについて言及しましたが、そのタイトルは『Gold and Gems – The Jewels of Marie-Hélène de Taillac(ゴールド アンド ジェム―マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックのジュエリー)』です。なお、2019年にアメリカ ニューヨークの出版社リッツォーリ(Rizzoli)からリリースされています。宝石とゴールドを愛するマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック氏らしいタイトルですね。
さらに言うと、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックの製品特徴は「ハンドメイドゆえの一点モノとしての魅力」もあります。
前述した書籍からの一部引用が公式ホームページにも掲載されていますが、曰く、「ハンドメイドのジュエリーはいつも魅力であふれている」と。
マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックのジュエリーは、一つひとつが職人らの手作業によって製造されていると言います。
石の選定から始まるジュエリー製作の工程は、カッティングや組み合わせ、セッティングなどと続いていきますが、一つのジュエリーに対して数日~数週間、あるいは数か月かかることもあるのだとか。
マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックの選び抜かれた素材とハンドメイド技術によって、オートメーション化された工業製品にはない、一点モノとしての美しさを湛えます。
マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック自身が「まったく同じものは存在しません」と豪語しており、宝石やゴールド、そしてハンドメイドによって織りなされるその世界観は、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックが言う通り「ジュエリーの魔法」そのものなのでしょう。
2.マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックの買取情報
マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックの価格帯は製品にもよりますが、宝石がセッティングされていないものだと数万円〜。宝石がセッティングされているものだと20万円台〜。大ぶりの宝石が用いられていると、100万円超となることもあります。
良い素材を使っているがゆえ、どうしても高価格帯ですよね。
しかしながら高価格帯ということは、その分、再販時の価値もまた高いということに繋がります。
繰り返しになりますがマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックは上質な素材であるため、その分だけでも高値の買取がなされるのです。
もちろんマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックほどのブランドであれば中古市場でも大人気ですので、再販されることもしばしばで、素材だけの査定よりも買取価格は高くなります。
当店グリーバーでも、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック販売には力を入れているため、積極買取を行っています。
これまた製品によりけりですが(マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックは一点モノが多いため)、数万円〜、モノや状態によっては10万円以上の査定額でお買取りをさせて頂いております。
ただし、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックを売却する際には、信頼できる買取店を選ぶようにすることが大切です!
ブランドの知識のない買取店だとマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックの価値がわからないことはおろか、色石についても適正な査定価格が出せないところも。
大切なマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックを売却しようと思った時は、ブランドジュエリーの買取実績が豊富なところを選択したいですね。
「相場がわからない」「信頼できる店舗がわからない」という方は、複数店舗の査定に出すことをお勧め致します。その際は、査定後のキャンセルにキャンセル料がかからないか。査定はどれくらいの時間かかるのかなどを、事前に問い合わせることが大切です。
なお、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックは素材を活かしているため、お手入れや保管方法には注意が必要です。これを誤って外観を損なってしまっては、せっかくの再販時の評価も下がってしまうためです。
ゴールドはやわらかく傷つきやすいため、落下や衝撃には注意する。保管の際は他のジュエリーとぶつからないようにする。セッティングされた石に合ったお手入れを行うなどを心掛けたいですね。
※適切なお手入れ方法の詳細については、ブランドや購入店にお問合せ下さいませ。
3.まとめ
マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックについてご紹介いたしました。
素材の持ち味とハンドメイドを活かした、一点モノの美しく愛らしいジュエリーを得意とするマリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックの魅力をお伝えできたでしょうか。
市場での評価も人気も高いブランドですので、気になる方はぜひ一度お手に取ってみて下さいね。